インド占星術のプラシャンティネットワークコンサルタンシーは どんなことでも真心こめてお応えします

惑星
惑星の吉凶
人への影響
太陽
「肉体」に関係する惑星
満ちていく月…吉
欠けていく月…凶
「心」に関係する惑星
火星
「立ち向かう勇気」を司る。
水星
単独では吉だが、
凶星と一緒になると凶となる
「物事を深く考える知恵」を司る。
木星
「グル(師)」に関係する惑星。
霊性・精神的豊かさをもたらす。
金星
「物質的願望」「お金とセックス」に強くなる。
土星
凶にも吉にもなる
「維持する力」
ラフー
邪心・誤った思考・判断をもたらす。
ケートゥ
行動力の減退、無気力、怠惰
惑星の吉凶
 

インド占星術では、あなたが生まれたときの天体の様子を1枚の「チャート」に表します。 チャートとは、地球を中心とした天体の動きを12の部屋に分割したもので、一つの部屋に
一つの星座が当てはめられます。北インド式は左回り、南インド式は右回りなど、いくつか の方式があります。どの部屋にどんな星があるかによって、その人の運勢を占うことがで きます。
星々は、人生に様々な影響をもたらします。たとえば、それぞれの星には「吉凶」がある と考えられています。 水星・木星・金星は「吉星」、火星・土星は「凶星」です。ただ、単純に吉凶が分けられるも のばかりではありません。 月は満ちていくときに「吉星」になり、欠けていくときに「凶星」になります。水星は本来「吉星」ですが、まわりの惑星の影響を受けやすく、凶星と一緒の部屋に位 置すると「凶星」になってしまいます。 その星の位置によっても影響の仕方(吉凶)は変わってきます。「凶星」と言われる土星も、 よい部屋にあるとよい影響を与えます。水星、木星、金星、土星は特に強い影響力を持つ惑星です。いずれかの星のよい影響力が弱まると、人生に悩みを生じさせる原因となります。
 この4つの星のよい影響を凶星が邪魔することがあります。たとえば、凶星のケートゥが悪い位置にあると、金銭運、結婚運、子供運など、何か一つ欠ける運勢が生じると言われています。金銭的には裕福な結婚をしながら、子供に恵まれないなどの場合は、凶星の影響の可能性があると考えられるのです。

恐れ崇められる土星の神

土星は人生全般に大きな影響を与える惑星です。土星を奉るお寺もあるほど「土星信仰」はインドでは非常にポピュラーで、 人々は毎週土曜日に土星の神に祈りをささげます。土星の神は「魔神の一族」として恐れられています。神話によれば、その身体は足だけが後ろ向きに付いていると言われています。そのため、土星の悪い影響を受けると、よいことを考えても「後ろ向き」になってしまうのだそうです。 
※土星は悪い影響も与えますが、よい影響も与える惑星です。悪い位置にあると悪い影響を与え、 よい位置にあるとよい影響を与えるのです。

ラフーとケートゥの物語

ラフーとケートゥ。「凶星」とされるこの2つの星は実在する惑星ではありません。太陽と月の軌道上の交点のことで、ホロスコープのチャート上ではかならず対角の部屋に位置しています。決して横に並んだり、同じ部屋に入ることはありません。
 インド神話にこんな物語があります。ラフーとケートゥはもともと1匹の「鬼(魔神)」だったという話です。はるか昔、まだ人間がいなかった時代、世界は「神」と「魔神」の勢力(絶対的な善悪ではなく、魔神はかならずしも悪の存在とは言えません)が存在していました。 神々の王は「インドラ」、魔神たちの王は「スクラチャリア」。スクラチャリアは創造神シヴァのもと
で修行を積み、シヴァから死者を蘇らせる力を与えられました。スクラチャリアは死んだ仲間を次々蘇らせ、魔神たちはだんだんと勢力を強めていきました。
 インドラは神々の勢力を取り戻そうと、ヴィシュヌ神に助けを求めます。ヴィシュヌはインドラに「サムンドラ・マンタン」(乳海攪拌)の方法を指示しました。マンタンとは、壷に入った牛乳を棒で攪拌して、バターを作る方法のことです。同じように海を攪拌すると、「アムリタ」(甘露)が搾り出されます。それを神々が飲めば不死に なる、とヴィシュヌは教えました。しかし、海を攪拌するには神々の力だけでは足りません。そこでインドラは一計を案じました。魔神たちにアムリタを半分ずつ分け合うことを約束して協力させ、その後、自分たちで独占しようと考えたのです。アラワリ山を攪拌の棒にして、巨大コブラを巻きつけ、その一方を魔神たちに引かせ、もう一方の神々と引き合いました。攪拌された海の中からはさまざまなものが生まれました。聖牛、酒の女神、天界の聖樹、アプサラ(天女)、ソーマ(月神)、ラクシュミー、そして最後に不死の霊薬「アムリタ」が現れました(神々の侍医ダヌヴァンタリがアムリタを持って現れたという逸話がよく知られています)。そのとき、「ラフーケートゥ」という魔神が、神々を出しぬいてアムリタを盗み、飲み干してしました。それを知ったヴィシュヌは怒り、魔神の首を切り落としてしまうのです。以来、頭と胴体に分かれた魔神はそれぞれ頭が「ラフー」、胴体が「ケートゥ」という星になり、空をめぐるようになったということです。ですからインドでは、ホロスコープの同じ星室にラフーとケートゥが入ることは普通は考えられないのです。もしいっしょになることがあれば、人間が「魔になる」と考えられ、大変な「凶兆」を意味します。ラフーかケートゥのどちらか一方がその人の星座の部屋に入ると悪い影響を及ぼすと考えられます。
 ラフーがその人の部屋にあるときには、その人間によこしまな考えをもたらします。ラフーが人間を正しい道とは逆の方向へ引きこもうとするのです。それに対して、ケートゥがあるときは(ケートゥは胴体だけなので考えることができないため)行動力の減退、無気力、怠惰などの影響を及ぼします。ラフーほど強い影響力はありませんが、よい考えを持ちながら行動に移すことが出来ないなどの場合は、ケートゥの影響があると疑うことができます。

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